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【お知らせ】ハタチ基金代表理事:駒崎弘樹×今村久美の対談(Yahoo!個人)
2016年12月16日

~『ハタチ基金』の初志貫徹で、みんなでおせっかいをして、
 0歳だった赤ちゃんをハタチまで見守り、支援し続けていく世の中でありたい~

代表理事:駒崎のYahoo!個人ブログにて同じく代表理事を務める今村との対談が公開されました。
東日本大震災から5年半。代表理事二人が被災地での活動のこれまで、そして、これからの東北の子どもたちに寄せる想いを語り合いました。

ハタチ基金を支援してくださっている宮城県のある企業の方から伺ったお話が象徴的でした。
彼女は自宅が石巻市にあり、周辺が全て流され自分の家だけが残ったという体験をされた方です。
自分の家だけ残った罪の意識に苦しんで必死に周囲に気遣い息を殺して過ごした当時は、泣くに泣けなかった、誰もが「生き残った自分が泣いちゃいけない」「もっと辛い人がいる」「甘えてはいけない」と感情に蓋をして、目の前の課題を片付けることのみに集中してやり過ごした。でも、震災が風化して何事も無かったかのような日常が戻った今、当時の耐え難い体験が強烈に輪郭を持って心に甦るのだそうです。
子ども達からも「震災の時のことを思いだすと、今の方が辛い」という声を耳にする事があります。子ども達の心の中の埋められない傷跡が表面化してきていることも指摘されていて、普通であれば家庭で愛着形成をしなければならなかった未就学時代に震災を経験してしまった子ども達の土台の部分に、明らかな揺らぎが見えてきています。
今は震災の経験を強さに変えていくことを強くミッションとして掲げたいです。「ハタチ基金」の初志貫徹で、みんなでおせっかいをして0歳だった赤ちゃんをハタチまで見守り、支援し続けていく世の中でありたいし、それはもしかしたら社会的に必要な投資かもしれないと思い始めています。健全に転べる石ころも落ちていない社会では、子ども達のリーダーシップを引き出す機会が少ないのではないでしょうか。
現代の日本において、震災を経験してしまった子どもたちは特別な子ども達です。可哀想な子ども達への支援という視点を、そろそろ未来への投資だと転換していきたいんです。重要な資源であるイノベーターを発掘する機会だととらえて。日本の希望を作ることだと信じて、どうか多くの皆さんに応援を続けていただきたいと思います。

▼全文はこちらから

【前編】「東日本大震災から5年半、子ども達の居場所となった「コラボ・スクール」と今も残る埋められない傷跡」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20161208-00065268/

【後編】かわいそうな子達への支援という視点を今こそ転換。被災経験のある子どもへの投資が日本の未来を握る理由。http://bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20161210-00065269/