福島インドアパーク

※このページの情報は、2011年度のものです。最新の情報はこちらをご覧ください。

被災した子どもたちの課題とニーズ

福島県内の放射能線量の影響で、子どもが外で遊ぶ時間が減っています。子どもにとって体をつかって遊ぶことは、心身の成長に必要不可欠なことです。

多くの親御様より、放射能線量の影響で、「屋外で子どもが遊べない」という不安の声を頂きました。

子どもたちへの活動
外で遊べない福島の子どもたちに遊びの場を!

住所:福島県郡山市長者1-1-56 ザ・モール郡山2階
広さ:約40 坪
開園時間:10 時~18 時(月曜日定休)
料金:互助会員 500 円/月で利用料無料で使い放題
ビジター 500 円/回
・ヨーロッパやアメリカから輸入した、
子ども達の心理的発達に寄与する遊具を導入
・季節ごとに遊具を入れ替え、何度足を運んでも楽しい空間づくり
・企業と連携して様々なイベントを開催
・保育士資格等を持ったプレイリーダーを配置
放射線によって外遊びができない福島県の子どもたちを対象に「ふくしまインドアパーク」を
ザ・モール郡山内(合同会社西友様)に12月8日オープンしました。

活動をはじめてからの子どもたち

たくさんの保護者の皆様より、嬉しい声を頂きました。
「福島の子供たちの為に作って下さった気持ちに感激しました!」
「久しぶりに子どもの笑顔がみれました」
「角にスポンジがついていたり、床がクッションになっていたりと安全面への配慮が行届いていたので安心して遊ばせることができた。」

活動に必要なもの
施設賃貸料、遊具の購入・レンタル料
プレイリーダー人件費、運営費など

 

 

運営団体について

フローレンスは、子どもが熱を出した時に保育園に代わって預かる「病児保育」を行ってきた団体です。

親の低所得が子どもへの教育投資を制限し、そしてそれがこどもの低収入へと繋がっていく、貧困の連鎖の問題を眼前で見てきたため、低所得世帯の子どもへの学習支援を検討してきました。被災によって厳しい環境下にあるこども達を支えることで東北地方の力強い復興を応援します。

今後は、避難生活が長引くにつれて、親子のメンタルケアが重要になってきています。母子のみで避難しているご家庭は、お母様に過度の負担がかかっています。親子ともにストレスから精神的に不安定になる方もいらっしゃることを踏まえ、親のケア(母親の息抜き)、やメンタルケアを補完できる他団体との協働し、親御さんの息抜きのためのイベントを行うなどを行なっていきます。

特定非営利活動法人NPOフローレンス代表理事 駒崎弘樹

フローレンスHP:http://www.florence.or.jp/

子どもたちへの活動の様子とメッセージ動画