子ども一人ひとりに合わせた居場所づくりとサポートを
みなみそうまラーニングセンター(特定非営利活動法人トイボックス)

みなみそうまラーニングセンター

震災後の課題

震災から5年が経過しましたが、今も南相馬は震災前の状況には戻ることができないまま苦しんでいます。避難指示解除、常磐線一部開通等、環境面の復興は一歩一歩進んでいますが、困難を抱え支援を必要とする子どもの入所希望、ご家族からの相談は日々増加し、その件数は昨年度の3倍にのぼります。親子が家族で安心して南相馬に暮らし続けることができる居場所づくりに、ひき続き取り組んでいます。

被災地での活動

発達障がいなど様々な課題を抱える子ども達の学習支援、心理ケアを行うことを目的とした施設を運営しています。年に4回のイベントを定期的に開催し、子どもが主体性を持てる構成にすることにより、達成感や自信を感じることができるような取り組みを行っています。また、子どもに対して悩みや困り事がある保護者には個別に相談・面談を実施し、きめ細やかなサポートを行っています。加えて、専門スタッフの派遣などによって自治体や地域の学校などとも緊密に連携し、幅広い協力体制を築いています。

みなみそうまラーニングセンター2

野外体験学習
大自然の中での遊びを経験できた子どもたち

夏休み中、猪苗代へ野外体験学習に行ってきました。川遊び、陶芸体験など、普段、南相馬ではできない経験ができました。陶芸体験では、作り上げる難しさ、出来上がった時の喜びを実感することができました。川遊びでは、虫探しや天然プールで大はしゃぎ!大自然の中だからこそできる遊びを経験した子どもたちは大満足の様子でした。

みなみそうまラーニングセンター3

クリスマス会
協力する楽しさを学んだ子どもたち

ビンゴやゲーム、ケーキ作りなど内容盛りだくさんのクリスマス会を行いました。子どもたちはそれぞれのサンタの衣装に着替えて飾り付け。座布団取りゲームでは、目の前で繰り広げられる真剣勝負に見ている子どもたちも大興奮でした。メインイベントのケーキ作りでは、一人一人が周りに気を配りながらグループで一つのケーキを作り上げ、美味しそうに頬張っていました。事前の飾り作りから当日のケーキ作り、そしてお手伝いまで、子どもたち全員が協力して行い、何かを「作り上げる楽しさ」を学んだ一日でした。

みなみそうまラーニングセンター4

これまでの成果

2015年8月より安定的に継続できる基盤を整えるため、南教室と中央教室を統合。さらにきめ細かい支援が可能になりました。2015年度の延べ利用者数は1,683名でした。
新規利用希望の問い合わせ、家族からの相談件数が日々増加し、その件数は昨年度の3倍にのぼっています。震災直後から支援を継続してきたことにより、保護者との間に強い信頼関係が築かれています。

メッセージ

娘がラーニングセンターの開所以来、お世話になっております。震災後は子どもたちの勉強や遊びなど様々な面で困難なことが増えました。しかし、ラーニングセンターのお陰で色々な体験や経験をすることが出来ました。これもご支援を頂いている皆様のお陰だと思っています。これからも南相馬の子どもたち、ラーニングセンターの子どもたちを見守ってください。

メッセージ

運営団体について

特定非営利活動法人トイボックス

さまざまな分野の専門家が集まり、教育・エンターテイメントからまちづくりやソーシャルクリエーションまで、多くの活動領域を持つNPOとして活動しています。
トイボックスの教育部門であるスマイルファクトリーは現在、大阪府池田市から委託を受け、公教育とN POの連携としては日本で初めてとなる公設民営の「がっこう」として不登校・ひきこもり・発達障がいなどを抱えた子どもたちや親の支援を展開しています。

特定非営利活動法人トイボックス

住所
〒563-0029
大阪府池田市五月丘5-3-18
電話番号
072-751-1145
Webサイト
http://www.npotoybox.jp