被災地からのメッセージ

震災から約半年後、私は仮設住宅に入居しました。
贅沢を言うつもりはありませんが、仮設住宅は狭く、
以前のように集中して勉強をする環境がありません。
そんな中、皆様がたくさんのお金を寄付して頂いたので、塾に通うことが出来ました。
そこでは、授業がある他、様々なところからボランティアを目的とした
大学生が来てくれ、私達にとても分かりやすく教えてくれました。
塾がある建物の中には、皆様の支援で成り立ってある、
パソコン、ホワイトボード、プリンター、ヒーターなどがあります。
とても素晴らしい環境の中で勉強をさせて頂いていることに感謝する毎日です。
本当にありがとうございました。
皆様への恩返しは、何が一番適切かはわかりませんが、
私は、自分の将来や復興に向けて努力することが
一番適切だと思うので、このことを常に頭にいれながら、
1日1日を大切に歩んでいきたいと思います。

中学3年生男の子から感謝の手紙 / コラボ・スクール