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2016年度ハタチ基金助成金の助成先が決定いたしました
2017年2月17日

▼ハタチ基金助成金について
東日本大震災から5年半以上が経過した現在も、震災に起因する課題を抱えながら生活をしている子どもたちが数多くいます。その中には支援の手が届かずにいる子どもも少なくありません。そのため、様々な専門性を持つ子ども支援団体が支援対象範囲を拡げ、継続的に活動を続けられるような体制作りが重要です。公益社団法人ハタチ基金は「ハタチ基金助成金」を通じて、被災地にて子ども支援を行う団体の事業を支える助成金を交付し、被災地の子どもの育成を通じて復興に貢献いたします。

▼助成先について
2016年度のハタチ基金助成先が下記の5団体に決定いたしました。
皆さんのご支援により、東北の子ども支援団体の活動を支える助成を実施できました事、心より御礼申し上げます。
支援団体の活動の様子や成果は、WEBサイトやメルマガなどを通じてお届けします。

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【学校外教育バウチャー提供事業】
(運営)公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン
(活動場所)岩手県、宮城県、福島県 ※全国に避難している児童生徒含む
(活動内容)東日本大震災による経済的困窮によって十分な教育を受ける事ができない児童・生徒に対して、塾や習い事などの教育機関で利
用可能な学校外教育バウチャーを提供し、放課後の教育格差を解消することで、東北の復興を担う人材を育成する。また、活動の成果を可視化する社会的インパクト評価や政策提言、親による十分な養育ができていない家庭の子どもが、地域の適切な支援制度にアクセスできる状態を作り出せる様、調査を行う。

【小規模保育事業】
(運営)認定特定非営利活動法人フローレンス
(活動場所)宮城県仙台市
(活動内容)震災以降、東北の中心地である仙台市は待機児童数が全国3位まで増えた。仙台市での小規模保育園事業を通じて、これから東北を担っていく子どもたちと、働けずにいる親御さんをサポートする事で、子どもたちの成長と仙台及び東北の経済的復興を継続的に支援する事を目指している。今年度は3園目となる小規模保育園の開園準備や、政策提言、ノウハウ共有などを目的とした「全国小規模保育協議会仙台支部」の活動を主導し、仙台市における小規模保育インフラの拡大を後押ししていく。

【みなみそうまラーニングセンター】
(運営)特定非営利活動法人トイボックス
(活動場所)福島県南相馬市
(活動内容)発達障がい傾向を持つこどもを含めた地域のこども達の健全な発達をサポートする「みなみそうまラーニングセンター」を運営。こども達が日常的にさらされているストレスから解放されるサードプレイスを提供し、自立支援をおこなうことで、地域を支える、こども達の成長を支援する。また、来年度からは地域の待機児童解消に向け、小規模保育事業の開始を予定しており、その開設準備を進めるなど、今後も原発事故の影響が続く南相馬市において、行政と協働しながら、安心して子育てできる環境作りに貢献していく。

【コラボ・スクール】
(運営)認定特定非営利活動法人カタリバ
(活動場所)宮城県女川町、岩手県大槌町、福島県(双葉郡)広野町
(活動内容)未だに3~4割近くの子どもたちが仮設住宅で暮らしている女川町、大槌町において、安心して学べる環境の提供、学習支援を通じた子どもたちの心のケアを担っている。また、原発事故を受け、全ての高校が休校になった福島県双葉郡において、復興を担う人材を育てようと2015年に設立された「ふたば未来学園高校」の支援を実施。学校支援を行いながら、周辺に住む子どもたちへの支援方法も模索している。 また、喪失感などを抱えている生徒も多く、学習支援、探究活動を通じた心のサポートも担っていきたい。

【被災高校生や児童養護施設の子どもたちへの支援活動】
(運営)一般社団法人 やまと災害ボランティアネットワーク
(活動場所)宮城県石巻市、宮城県東松島市など
(活動内容)被災地の子どもたちと県外の子どもたちの防災意識を向上させ、結びつきを強めることで支援協力が地域間で行えるような絆を育み、被災地域内の生活環境の改善、地域のリーダー育成などに努める。具体的には、被災地の児童養護施設の子ども達が普段接する機会の少ない大学生との交流を目的とした自然体験活動や、被災地の高校生による県外での語り部活動等を実施していく。また、大学生となった支援事業の卒業生たちの参画も進めている。