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1402発行【ハタチ基金メルマガ】「将来は、復興に携わる仕事に就きたい」(CFC)」
2014年3月5日

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 1402発行【ハタチ基金メルマガ】http://www.hatachikikin.com/
~東日本大震災発生時に0歳だった赤ちゃんが、無事にハタチを迎えるその日まで~
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ソチ冬期オリンピックが閉幕しました。
選手たちのインタビューを聞いて、支えてくれる人の存在が
大きな力になるのだと、改めて感じました。

ハタチ基金はこれからも、被災した子どもたちが試練を乗り越えて
成長していけるよう、皆様とともに支援を続けていきます。

今月は、チャンス・フォー・チルドレン(CFC)から、
支援を受けた子どもたちの声をお届けします。

まずは、『生徒の心にずっと残るような先生に』と話す、
中学3年生女子(宮城県仙台市)からです。

「私の将来の夢は、学校の科学の先生になることです。

 私はとても宇宙や物理、科学が好きで、前までは、
 将来学者か、宇宙飛行士になりたいと思っていました。

 しかし、小・中学校とたくさんの先生方と接するうちに、
 自分が好きな科学について子供たちに教えたいという
 思いが生まれてきて、今ではそれが夢になっています。

 今までたくさんの先生方に教わってきましたが、
 私の中で忘れられない先生が4人います。

 つらいとき、苦しいとき、一緒に悩み、
 親身になって助けてくれた先生。

 目標に向かって団結することの素晴らしさと敗北の悔しさ、
 勝利の感動を教えてくれた先生。

 優しくあたたかい話で心をあたためてくれる先生。

 そんな、生徒の心にずっと残るような先生になれるように
 頑張っていきたいと思います。」

 震災による経済被害によって、多くの子どもたちが塾や習い事、
 体験活動などの学校外教育の機会を失いました。

 CFCにバウチャーを申請する応募者は、2013年度で1201名です。
 その半数以上は、住家全壊や原発被害で避難を余儀なくされた子どもたち。
 「多額のローンが残り、教育費を捻出できない」
 「進学をあきらめた」といった声があがっています。

 CFCでは、このような子どもたち(小学生から高校生)に
 “学校外教育バウチャー(クーポン券)”を提供しています。

 バウチャーが利用できるのは、塾や家庭教師などの教科学習
 ピアノ・絵画などの文化活動、英会話・習字などの習い事、
 キャンプなどの体験活動、サッカーや野球などのスポーツ活動等。

 2013年度は189名の子どもたちに、教育機会を届けることができました。

 CFCの支援を受ける子どもたちは、「低所得だが意欲が高い層」
 と特徴づけられます。

 毎年発行するバウチャーは、80%以上が利用されています。
 またCFCの外部調査チームが実施した調査でも保護者の65.1%、
 子どもの72.6%が大学や大学院への進学を希望しています。

 つまり、経済的には困窮しているが、学習・進学意欲が高い子どもたちが
 震災のせいで学校外教育を受ける機会を失わないために、支援しているのです。

 このバウチャーの提供に加えて、大学生のボランティアが
 月一回の電話もしくは面談を通じて、子どもたちの進路や
 学習の相談にも乗っています。

 面談の中では、子どもの目標や将来の夢について話を聴いて、
 それらを実現するためにはどうすればよいのか一緒に考えたり、
 ボランティア自身の経験について語ったりしています。

 このような交流は、大学合格を目指す受験生にとって、
 大学生活の過ごし方を考えるうえでも、良い役割を果たします。

 『将来は復興に携わる仕事に就きたい』と語る
 高校3年生女子(宮城県東松島市)の作文をご覧ください。

「現在、私はクーポンを使って学習塾に通っています。
 塾にいけない人も多い中で、塾に通えることはとても幸せなことです。

 受験まで日数が少なくなっており、今は受験対策の授業を受けています。
 大学に進学したら震災時に助けてくれたボランティアの方々のように
 いろんなところでボランティアを行って、感謝の気持ちを伝えたいです。

 そのためにも、まずは第一志望の大学に合格して、
 いつか振り返ったときに「いい大学生活だったな。」と
 思えるような生活を送りたいと思います。

 そして、将来は地域の復興に携わることが
 できるような職業に就きたいと思っています。」

= = = = =

 「希望は努力が報われると感じた時に生まれ、
  絶望は努力しても無駄だと感じた時に生まれる。」

 アメリカの社会心理学者、ランドルフ・ネッセの言葉です。

 生まれた時から絶望している子どもはいません。

 “貧困”という環境が子どもたちの意欲を奪い、
 努力が報われると感じにくい状況を作っていると言えます。

 CFCでは、震災によって生まれた貧困が、
 子どもたちの可能性を奪ってしまわないように、
 これからも支援活動を続けていきます。

 皆さまも、ハタチ基金を通じて継続的に
 ご支援をいただければ大変有り難いです。

  ▼チャンス・フォー・チルドレンWebサイト
  http://cfc.or.jp/

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