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メルマガ
2017.07.05 1706発行【ハタチ基金メルマガ】「震災を乗り越えるためにすべてをかけた大学生活」(学校外教育バウチャー提供事業)

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1.【支援団体レポート】
 「震災を乗り越えるためにすべてをかけた大学生活」
  -3.11と大学生ボランティア(学校外教育バウチャー提供事業)
2.その他のご支援方法について
3. 2017年5月のご寄付のご報告
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東日本大震災から6年2カ月となる5月11日、
宮城県七ケ浜町の中学3年生が、
東京・池袋にある宮城県アンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」で
リーフレットを配布しました。

このリーフレットは、復興状況や地元の魅力を伝えようと、
生徒有志の復興支援組織が作製したもの。
試食用のノリと一緒に300枚配られました。

配布は修学旅行の一環で、3年生94人中11人が参加。
生徒は「東京の人に復興の様子を伝えたかった」、
「町の話を聞いてくれる人がいてうれしかった」と感想を語りました。

宮城の復興東京で発信 中学生が冊子300枚配布(河北新報 2017/05/12)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201705/20170512_13038.html

1.【支援団体レポート】
 「震災を乗り越えるためにすべてをかけた大学生活」
 -3.11と大学生ボランティア(学校外教育バウチャー提供事業)

ハタチ基金の支援団体の一つである、
公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下CFC)は、
東日本大震災で被災した経済的困難を抱える小・中・高生に対して、
塾や習い事などの学校外教育サービスで利用できるクーポンを提供しています
(学校外教育バウチャー提供事業)。

今回のメルマガでは、
「CFCブラザー・シスター(大学生ボランティア)」として、
今年の3月まで4年間に渡って、
クーポンを活用する子どもたちへのサポートを続けてきた、
卒業生からのメッセージをご紹介します。

私は今年3月で4年間のCFCでの活動を終えました。
大学生になったら「被災地のために何かをしたい」と思ってCFCの活動を始めました。
4年間の様々な出来事や出会い、
そして自分自身と向き合う時間のおかげで気づいたことがありました。
それは「この4年間で震災を乗り越えた」ということです。

3月11日の震災のとき私は高校1年生で、
部活も受験勉強もこれからというときの出来事でした。
小学生の頃から続けていたピアノは、レッスン代を、
津波によって全壊した祖父の家の再建に充てるために辞めざるを得なくなり、
さらに市の体育館をお借りして部活動をしていた私たちの部は
半年ほど練習をすることができませんでした。

好きなこと・夢中になれることを震災で失い、
今思うと私の高校生活はほとんど空っぽでした。
家族や家を失って悲しんでいる、
自分よりも辛い思いをしていた人が目の前にたくさんいたあの時には、
自分が何かを失っていたことに気づくことができませんでした。

大学生になってCFCの学校外教育バウチャーで
被災地の子どもたちを応援する活動に出会ったとき、
これは絶対に必要なものだと思ったことをはっきりと覚えています。
過去の自分がバウチャーを使ってピアノ教室に通う姿を
描いていたのだと思います。

CFCでは子どもたちとの面談活動以外にも、
ボランティアの学生に必要なコミュニケーションスキルを磨く研修や、
被災地の現況を知るための研修ツアーなども自分たちで企画して行っています。
どの企画をするときも「これは子どものためにつながる」
「被災地をもっと知りたい」という思いが必ずどこかにありました。

あのときの辛い経験を乗り越えるために
大学生生活のすべてをかけたといっても過言ではないほどに、
この活動に尽くすことができたのだと気づきました。

そんな震災に負けたくないという気持ちを、
楽しく明るい気持ちに変えてくれたのは間違いなく子どもたちです。
子どもたちの成長をいい距離感で見守ることができたこと、
「本当のお姉さんみたい」と嬉しい言葉をくれたことなど、
一つひとつが思い出です。

ちょっとくじけることがあっても、
負けずに一歩ずつ確実に夢に向かって進む彼女たちを見ていると、
辛かったあの頃の自分が今の自分につながっているのだと
気づくことができました。

私は4月から東京で社会人生活を送っていますが、
遠く離れた場所からも子どもたちのことを応援していきたいと思っています。
これまで子どもたちを応援してくださった皆さま、
そして夢を追うパワーを分けてくれた子どもたちに本当に感謝しています。

「震災を乗り越えるためにすべてをかけた大学生活」
  -3.11と大学生ボランティア(CFCブログより)
 https://cfc.or.jp/archives/volunteer/2017/04/14/18307/

2.その他のご支援方法について

▼呼びかけ人(毎月の継続寄付会員)として毎月支援する
  http://www.hatachikikin.com/shien/personal

▼都合に合わせて都度支援する
 http://www.hatachikikin.com/shien/tudo/donate

▼ハタチ基金へのご支援に繋がる
 「アマネカ・カスタム ハタチ基金チャリティーモデル」
 (ブックカバー)が発売中です。※数量限定
 http://jerrycole-design.com/amaneca/am-c4/am-c4-charity/

【ハタチ基金を周りの方に広めるご支援】

▼チャリティーイベント・商品についての事例ご紹介
 http://hatachikikin.com/charity

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3. 2017年5月のご寄付のご報告

●寄付金額合計:27,990,239円
 ○呼びかけ人(継続):3,070,000円 1,285件
 (新規12名、退会5名)
 ○個人(都度):614,599円 32件
 ○法人・団体(都度):24,305,640円 16件
  ※都度寄付に関しては申込ベースの数値

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