
2022.10.25

2011年に発生した東日本大震災から15年が経ちました。
あの日の記憶は、日本のみならず、世界中の人たちの中で今も残り続けるほど、大きな出来事でした。
ハタチ基金は、震災直後から活動を開始。
「東北の子どもたちを支えていきたい。でも、一つの団体では抱えきれないほど目の前の課題が大きすぎる。」と感じた今村久美が、複数の団体に声をかけ、手探りで始めました。
活動開始から10年のとき、「子どもたちを支えていく大人はこの先もずっと必要で、それは、期間限定の支援ではなく継続的に見守ってくれる人たちが良いはず。」と考え、東北地域に根差して子どもたちを支えている団体を中心に助成を送ることを、新たに定めました。
東北では、震災をきっかけに数多くの子ども支援団体が誕生し、今も活動を続けています。そのほとんどは小規模の団体で、子どもたち一人ひとりの存在を大切にしながら個別の課題と向き合っています。
2026年2月、助成先団体が福島県大熊町で一同に集まり、「今後も子どもたちを支えていくためには何が必要なのか」お互いのノウハウや悩みなどを共有する時間を設けました。さらに、ハタチ基金を立ち上げ、日本全体の教育をより良くしていくために今も奔走する、理事たちの経験をシェアする機会にもなりました。15年前のあのとき、何が起きてどんな状況の中、子ども支援を始めたのか。今後の活動にも活かせるヒントも共有できたのではないかと思います。

共通する思いは「子どもたちの支援はこれからも必要。終わらせてはならない。」
子どもたちの未来を思い、東北地域を盛り上げたいと願うのは、自分一人ではなかった。こんなにも強く優しい仲間がそばにいた。そう確かめ合うことができた時間でした。
ハタチ基金の残りの活動は5年。東北の子ども支援団体の活動はこの先もずっと。
皆さんとともに、手を取り合って「どこに生まれても、どんな経験をしても、人生は自分で作っていける。」と、子どもたちが思えるような社会を目指していきます。
今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。