活動レポートの記事

【活動報告:コラボ・スクール大槌臨学舎より】今だから必要とされる心のケア
2016年6月16日

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【活動報告:コラボ・スクール大槌臨学舎より】

ハタチ基金の支援事業の一つである「コラボ・スクール大槌臨学舎」(岩手県大槌町)は、
地震や津波の被害により落ち着いて学ぶ場所を失った子どもたちを対象とした
放課後学校です。

東日本大震災から5年、震災による住居倒壊率が約65%にものぼった大槌町の今と、
子どもたちの様子をレポートしたブログをご紹介します。

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岩手県大槌町では、見渡す限りかさ上げ工事のまっ最中。
5年前、ガレキで埋め尽くされた町にも新しい家が増えてきました。

その一方で、仮設住宅での暮らしが続く住民は未だに3割。
津波被害を受けた岩手県沿岸部の地域の中で、最も高い数字を示しています。

また、地震の揺れに過剰な不安を覚える子や、精神的に不安定な子など、
何らかのサポートを必要とする子どもは、町の児童生徒全体の2割に上るとの報告もあります。
環境の変化や長引く仮設住宅での生活が、少なからず影響を及ぼしていると考えられます。

1995年に発生した阪神淡路大震災では、震災の5年後に子どもたちの問題行動が最も増えたといいます。
震災当初は一見問題がないように見えた子どもたちでも、それぞれの成長による変化や周囲の影響により、
新たな困難を抱えることもあるのです。

大槌町では今年の3月にも、震災の日が近づくにつれ、
いつもの明るさが消え不安定な状態になる子どもが見受けられました。

もちろん町や学校は、児童生徒のこころのサポートに全力を投じています。
しかし普段、子どもたちが生活の中で震災の話をすることはまずありません。
むしろ、震災の話が半ば「タブー」として、触れてはいけないものになっているようにも感じます。
子どもながらに、周囲に気をつかっているのです。

そう考えると、「被災者ではない大人」という私たちにも、子どもたちの力になるチャンスがあるのかもしれません。
できるだけ多くの大人が、継続的に子どもたちをサポートしていくことが、今こそ必要なのではないでしょうか。

そんな大人のひとりとして、大槌臨学舎ではこれからも可能な限りのサポートをしていきたいと考えています。
(一部、記事より抜粋)

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▼詳細全文はこちら
http://bit.ly/1PmxjEY

【活動報告:小規模保育園事業より】仙台青葉まつり・すずめ踊りに、おうち保育園スタッフと東京スタッフ有志が参加いたしました。
2016年5月24日

【WEB投稿】160524 小規模保育事業の活動状況

【活動報告:小規模保育園事業より】
ハタチ基金の支援事業の一つである仙台市での「小規模保育園事業」(運営:認定NPO法人フローレンス)のブログより、5月14日に行われた仙台青葉まつり・すずめ踊りに、おうち保育園仙台スタッフと東京スタッフ有志が参加してきた様子をご紹介します。
http://www.ouchi-hoikuen.jp/archives/%E3%80%90%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%80%912016%E5%B9%B4%E4%BB%99%E5%8F%B0%E9%9D%92%E8%91%89%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A%E3%83%BB%E3%81%99%E3%81%9A%E3%82%81%E8%B8%8A/

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フローレンスでは、宮城県仙台市における待機児童問題解決のため、2015年より、仙台市内にておうち保育園(小規模認可保育所)を運営しています。
2015年4月開園のこうとう台園に続き、2016年4月には2園目の木町どおり園が開園。0歳から2歳のお子さんをお預かりしています。仙台での保育園開園を機に、昨年から、仙台市内にて毎年開催される、仙台・青葉まつりに、仙台スタッフ&東京スタッフ有志が参加しています。

今年度は、仙台スタッフ12名、東京スタッフ22名が、篠笛のメロディに合わせて商店街や通りを練り歩く「すずめ踊り」に参加しました!
踊りながらアーケードや大通りを歩く、流し踊りには、フローレンススタッフだけでなく、おうち保育園こうとう台園、木町どおり園に通うお子さんとその親御さんも参加されました。保育園を安定的に運営し、長く愛されるものにしていくためには、お預かりするお子さんのご家族や、地域コミュニティとの関係性はとても大切です。

今後もフローレンスでは、待機児童問題解決のため、おうち保育園事業を通して、地域に根づいた小規模保育に取り組んでいきます。(一部、記事より抜粋)

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▼詳細全文はこちら
http://www.ouchi-hoikuen.jp/archives/%E3%80%90%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%80%912016%E5%B9%B4%E4%BB%99%E5%8F%B0%E9%9D%92%E8%91%89%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A%E3%83%BB%E3%81%99%E3%81%9A%E3%82%81%E8%B8%8A/

【活動報告:学校外教育バウチャー提供事業より】 CFCクーポンを利用している子どもたちの報告会が開催されました。
2016年4月25日

【ハタチ基金活動報告:学校外教育バウチャー提供事業より】
去る3月21日に仙台市内で、CFCクーポンを利用している子どもたちの報告会が開催されました。https://cfc.or.jp/archives/report/2016/03/29/15065/

※ハタチ基金の支援団体の一つである公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下CFC)は、東日本大震災で被災した経済的困難を抱える子どもに対して、塾や習い事などの学校外教育サービスで利用できる「クーポン」を無料提供しています。(年額15万~30万円分)報告会では今年度クーポンを利用していた2名の子どもたちと、現在、大学生となったCFCクーポン利用者の卒業生がスピーチを行いました。

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「避難所や仮設住宅でなかなか勉強ができない環境にいながらも、様々な人たちからの支えがあって大学に合格することができた。将来は、医療機器開発分野で一役を担い、人助けができる人材になりたい。大学に進学後も、進路の実現に向かって勉学に励みたい。」(クーポン利用者の高校3年生)

「去年から一人暮らしが始まり、慣れないことも多く、予想以上に大変で嫌だと感じることもありますが、震災を経験して人の役に立ちたいと思ったことを思い出して頑張っています。今、クーポンをもらっている方は、クーポンを有意義に使い、将来に向けてがんばってほしいと思います。」(元クーポン利用者の大学生)

スピーチ動画など含む報告会レポートの詳細はこちらをご覧ください。
https://cfc.or.jp/archives/report/2016/03/29/15065/

【コラボ・スクール女川向学館より】お母さんの手作りカレーライスで受験に備える!
2016年2月15日

カレーライスを作る母

受験勉強に励む生徒たちのために、生徒のお母さんたちがたくさんの手作りカレーライスを、お鍋で持って来てくださいました!

少しお声掛けしただけで、たくさんのお母さんたちが、お手伝いにやってきてくれました。
お仕事などでお忙しい方も多いです。ですが、「子どものためならば」と、張り切って料理してくださいました。
こうやって、地域みんなで子どもを支えているのが、女川向学館です。

カレーライス

みんなで声を合わせて、「いただきます!!!」
お腹を空かした生徒たちは、2杯、3杯と、どんどん平らげます。みんなの表情や食べっぷりを見ていれば、やっぱりお母さんのカレーライスが一番なんだなー、と思います。食べ過ぎて眠くならないようにね。

生徒代表からの一言は、「今日のカレーを糧にがんばります!」
「受験は自分との戦いだ!」と言いますが、みんなで立ち向かうものでもあります。こうやって、同じ釜の飯を食べると、やっぱり一体感が生まれて、勇気が湧いてきます。

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<全文はこちら>※外部サイトへ移動します。
http://www.collabo-school.net/news/onagawa/2016/02/02/17343/

【ハタチ基金事務局】阪神・淡路大震災から21年
2016年1月19日

1月17日に発生した阪神・淡路大震災から22年目となりました。
甚大な被害にあった神戸では、今年から新成人は全員が震災後生まれとなりました。
彼らの姿に東北の子どもたちの未来を重ねながら、今年もより多くの子どもたちに支援を届けられる様に、ハタチ基金一同、尽力していきたいと思います。

「ふるさとの復興とともに 新成人にとって震災とは」
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201601/0008714090.shtml
(神戸新聞NEXT 2016/01/11)

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「阪神・淡路の教訓を生かしたい」。そんな思いを抱き、神戸学院大で地域防災を学ぶ福原克弥さん(20)=神戸市西区=は、東日本大震災の被災地などでボランティア活動を続けてきた。

それでも「被災を経験していない僕らの世代は、地震の本当の恐ろしさを理解しにくい」と感じるという。事実、震災について「現実味がない」「物心ついたときには街はきれいになっていた」という新成人の声も少なくなかった。

「待っていても何も学べない。自分たちから記憶を引き継ぐ行動を起こしていきたい」と福原さん。今後、阪神・淡路の被災者から学生が体験を聞く催しを開くつもりだ。(記事より抜粋)
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▼記事全文はこちらからご覧ください。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201601/0008714090.shtml

【小規模保育園事業より】仙台で2園目となる「おうち保育園木町どおり」が来春オープンします!
2015年12月11日

フローレンス おうち保育園画像

ハタチ基金の支援団体の一つである仙台市での「小規模保育園事業」(運営:認定特定非営利活動法人フローレンス)より、来春オープンの2園目についてご報告いたします。

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来春、2016年4月に仙台で2園目となる「おうち保育園木町どおり(仙台市民会館より北へ徒歩3分)」が開園いたします。おうち保育園では、小規模保育ならではのきめ細やかで一人ひとりに丁寧な保育を心がけています。そして、子どもたちにとっても保護者のみなさまにも第2の「おうち」にいるようなあたたかい、安心できる環境づくりをスタッフ一同心がけております。子どもたちの成長をゆっくりと見守りながら、保護者の皆様と一緒にその喜びを日々感じていきたいと考えております。

東日本大震災で被災した東北の中心地である仙台市で、保育園不足で働けずにいる親御さんをサポートし、経済的な復興を継続的に支えるため、今年の4月に1園目となる「おうち保育園こうとう台」を開園し、半年が経過しました。毎日、園内は子どもたちの笑顔と笑い声で溢れています。2園目となる「木町どおり園」は、「こうとう台園」とも連携を取り合いながら、みなさまから愛され慕われる園作りをしていくとともに、働く親御さんのサポートをしていきます。

【新園の開園に伴い「少人数のあったか保育」を支えるスタッフ募集中!】

定員が12名という環境のため、より子どもたちに近く接することができる保育環境です。スタッフ全員で子どもの成長をじっくりと見守り、ともに笑い、喜びあえるような職場です。最高の小規模保育をつくりあげたいという熱い思いの方を募集しています!

・【正社員】保育スタッフ(5名)
・【パート】保育スタッフ(2名)
・【パート】調理スタッフ(2名)

詳しくはスタッフ採用サイトをご覧ください。
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<参照元はこちら> ※外部サイトへ移動します。
http://www.ouchi-hoikuen.jp/archives/newylyopen-kimachidori/

(コラボ・スクールより)【震災から4年半】 地元職員インタビュー 「ようやく出口が見えてきた」
2015年9月25日

のりこ先生

ハタチ基金の支援団体の一つであるコラボ・スクールのブログより、
コラボ・スクール女川向学館で働く地元職員「のりこ先生」へのインタビューをお届けします。

全文はこちらをご覧ください。
http://www.collabo-school.net/news/onagawa/2015/09/11/15964/
(外部サイトへ移動します。)

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(一部抜粋)
―― 4年半が経ちましたね。子どもたちは向学館ではどんな様子ですか?

相変わらず元気だなー、というのが正直な印象です。やっぱり漁師町の子だな、と。でも一人ひとりと話すと、それぞれ悩みがあるんだと分かります。4年間で、家庭環境が変化した子も多いです。

―― のりこ先生自身も仮設住宅にお住まいです。地元住民の立場として、子どもたちが置かれている環境はどのように見えますか?

私の地区の仮設住宅は子どもが一人しかいない。
遊ぶ友だちもいないし、町中で工事しているし、子どもが自力で行ける所はないでしょう。

町の至るところで工事がしていて、建て物が建ったり道路ができたり、常に変化しています。
大人だって、”落ち着かない感じ”をずっと持っています。子どもは尚更で、常に心が落ち着かない感じを、ずっと持ちながら過ごしていると思う。

―― そういう状態で、向学館で子どもたちと向き合い続けてくれました。のりこ先生の姿勢は、子どもたちにも届いていると思います。

ピンチはチャンスじゃないけれど、向学館みたいな場所は女川にはなかった。
勉強だけではなく、町外のいろんな人たちと出会う機会をもらって、将来の可能性を広げている。

この前、泣きながら自分の話をする生徒がいて、泣いた後すっきりした顔をしていて、
後日自分で問題を解決していたりする。子どもの成長が見える。
まだまだ子どもには学校と家以外の居場所が必要。
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全文はこちらをご覧ください。
http://www.collabo-school.net/news/onagawa/2015/09/11/15964/
(外部サイトへ移動します。)

【チャンス・フォー・チルドレンより】法人設立4周年を迎えて(代表理事・奥野慧より)
2015年7月9日

ハタチ基金の支援団体の一つであり、この6月に団体設立4周年を迎えた公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(以下CFC)のブログより、代表理事の奥野からのメッセージをご紹介します。
全文はこちらをご覧ください。
https://cfc.or.jp/archives/column/2015/06/20/10611/ (外部サイトへ移動します。)

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(一部抜粋)
東日本大震災発生の4日前、東京の居酒屋で今井と奥野が3年ぶりに再会した時から話は始まります。当時会社員だった今井は、「会社を辞めて何か事業をやりたい」と言い、当時フリーターだった奥野は、「何か一緒にやろうぜ」と言い、同席した能島理事は「やれやれ」と言い、本当に3ヶ月後にCFCを共に起ち上げることになります。

こんな偶然が重なった僕らの始まりの場所は、元仙台事務局のオーロラビルでした。今井、奥野、雑賀(元共同代表)の3人は、ふすま1枚で仕切られた部屋で共同生活を送り、リビングは時に食堂、時にミーティング会場となり、昼夜を問わずこれからのCFCについて話し合ってきました。

あれだけの震災を受けた子どもたちに何ができるのか、右も左も分からない若者3人は、もがきながら日々奮闘していました。

当時の僕らにとって重要だったのは業務時間を増やすための時間短縮。そこで重宝されたのが乾燥機付き洗濯機。しかし、これはあり得ないぐらい服が縮む代物で、伸ばすために逆に時間が掛かるという最悪の結果を生みます。そして、寝ないために今井がやっていたのが栄養ドリンクの一気飲み。しかし、これは手が震えてパソコンが打てないという逆に時間を浪費するものでした。

そんないくつもの壁にぶつかりながら、僕らの活動(生活?)は始まっていきます。

CFCの仕組みで不可欠なのが、クーポンを取り扱ってくれる事業者の存在。当時の東北の事業者は、自らも被災し、何とか営業を再開したという所がほとんどでした。

既にクーポン利用者を募集しているにも関わらず、クーポン取扱事業者は0。絶望的な状況で、今井を中心に東京の塾の本部や仙台・石巻の事業者さんに直接お会いして活動を説明し、何とか協力してほしいと頼み続けました。

そんな中、「僕が第1号になるよ」と言ってくれたのが、仙台で塾や家庭教師を展開するアップル(株式会社セレクティー)の畠山社長。自らの教室も被災する中、子どもたちの役に立ちたいと承諾してくれた時は、本当に涙がでるくらい嬉しかったのを覚えています。

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全文はこちらをご覧ください。
https://cfc.or.jp/archives/column/2015/06/20/10611/ (外部サイトへ移動します。)

【コラボ・スクールより】遠くからの応援を力に。
2015年5月19日

ハタチ基金の支援先の一つである「コラボ・スクール」のブログより、コラボ・スクール大槌臨学舎の生徒向けガイダンスの様子をお届けします。ガイダンス初日には、ハタチ基金のご支援者である株式会社サンポール様が視察にお越しくださいました。

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臨学舎では、新たに今年度から入会した生徒も迎え、2015年度の授業がスタートしました。その始まりの日となった20日、21日。生徒向けのガイダンスを行いました。
今年度のテーマは「Change」。
小学生から中学生へ、1年生から2年生へ、2年生から3年生へ・・・。新学期を迎え、ひとつ学年が上になった生徒たち。
この機会に、これまでの自分を振り返り、これからの自分を宣言するワークを行いました。
(中略)
そんな始まりの日。21日には、はるばる広島からお客様が・・・!
いつも遠くから応援してくださっている株式会社サンポールの皆様が来てくださり、激励の言葉をかけてくださいました。「皆さんの元気な姿を拝見できて嬉しく思います。頑張ってお勉強して、立派な大人になってください。」

コラボ①

生徒たちへの応援メッセージも一緒に書いていただき、これまで遠い存在だった、「応援してくださっている方々」の存在を身近に感じられる1日となりました。
サンポールの皆さん、遠くから足を運んでくださり、本当にありがとうございました!

最後に、代表の菅野から、生徒たちに向けた言葉を一部、ご紹介します。
「みなさんはなぜ、勉強していますか?
私たちは将来みなさんに、『誰かのために』何かができる人になってほしいと思っています。
今日、応援にかけつけてくださったサンポールのみなさんは、一生懸命勉強をしてきたから、みんなのために何かしたいと思ったときに、こうやって応援できています。
みなさんも、大人になったときに、そんな力を身につけてほしいと思っています。そのために、先生たちはここにいるし、日本全国のたくさんの人たちがみんなを応援してくれています。ぜひ、今年度もたくさんコラボを利用してください。」

コラボ②

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全文はこちらをご覧ください。
http://www.collabo-school.net/news/otsuchi/2015/05/07/14871/ (外部サイトへ移動します。)

【CFCより】東日本大震災から4年を迎えて
2015年3月29日

ハタチ基金の支援先の一つであるチャンス・フォー・チルドレン(CFC)ブログより、
震災から4年を迎えた代表の想いをご紹介します。

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「小学校卒業式1週間前に東日本大震災にあいました。あの震災のせいで、楽しみにしていたはかまを着て卒業式をすることもできず、母は仕事を失い、そして大好きで父親がわりでもあった祖父を亡くしました。母が仕事を失ったことで通っていた塾を辞めました。中学生になってどんどん勉強は難しくなり不安でした。私は小さいころから製菓衛生士になりたいという夢があったけど、そのためには専門の科がある高校に入学できるかわからなかったからです。」

これは、宮城県石巻市で被災した子どもから寄せられた声です。

私たちは、東日本大震災直後より、被災により経済的に厳しい状況に置かれている子ども達に対して、塾や習い事等で利用できるクーポン券を提供していますが、昨年度は募集定員約160名に対して、1,800名以上もの応募があり、1,600人以上が落選しました。

クーポンの応募には、家庭の所得・収入状況など制限を設けており、応募されるどの家庭も大変厳しい状況にあります。そして、どの子ども達も夢を持ち、学ぶ意欲を持っています。ですが、子ども達を支援するための資金が追い付かず、全ての子ども達に十分な支援を届けることができていません。

東日本大震災から4年の歳月が流れ、世間では震災の記憶が風化しつつあるように感じますが、被災から4年経った今も、多くの被災家庭は震災のダメージから回復できていません。近年の被災地の子どもに関する調査では、以下のことが明らかになっています。

・年収250万円未満の世帯が、東日本大震災前後で約8%増加
・経済的な理由で塾・習い事に通えない子ども(中3生)が約75%(全国平均約39%)
【出所】被災地・子ども教育調査

被災により多くのものを失った子ども達は、今も厳しい環境に置かれています。震災という不可抗力によって、子どもの夢や希望が絶たれてしまうことだけは、何としてでも食い止めなければなりません。子ども達のためにできることはたくさんあります。被災した子ども達が夢を諦めてしまう前に、皆さまのお力を貸してください。

震災から4年というこの節目の日に、どうかご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

公益社団法人チャンス・フォー・チルドレン(CFC)
代表理事 今井 悠介、奥野 慧

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(CFCのブログより)http://cfc.or.jp/archives/representative/2015/03/11/9009/

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